2014年1月7日火曜日

1万人が感激!浜離宮庭園で放鷹術披露

1月2日、3日は、浜離宮庭園で諏訪流放鷹術保存会による放鷹術の実演がありました。2日間でおよそ1万人。開園と同時にお客様が場所取りをするほどの人気ぶりでした。鷹のファン、鷹匠のファン、また年始の縁起として毎年来るひともありました。
 



映画の撮影隊は、全部で6名。カメラは4台。鷹の動きや、鷹匠の表情や動きをとらえたい。そして記録してゆくことが後世に伝えられる手段であり、二度と同じ映像は撮影できないので撮影スタッフも実演中は必至で、鷹匠さんたちの動きを追いかけます。
そして、実演会のだいご味は、鷹と身近に接することができること。特に子供たちのキラキラした目が印象的でした。
鷹匠の皆さんも、質問にはひとうひとつ丁寧に応えていました。




こうやって、鷹狩の文化を伝えていくことが、とても大切であり、私たち映画でこの会場に来られない多くの方々に、この様子を知らせてあげたい。とういう気持ちで撮影を続けました。



実演の出番を待つ間は、鷹をこぶしに据えて、静かな時を過ごします。
鷹の運動を促すことと、フンをさせることにより、体調を整える意味があります。


森に迷い込んだ鷹を追う場面もありました。多くのお客様が心配してくれました。
こういう時にも、鷹匠とお客様との交流が生まれ、より鷹狩文化に興味を抱いてくれているようでした。




嬉しかったのは、会の主催者様が、大変協力してくださり、映画のチラシを受付で配ってくれたことです。こういったことが、本当にありがたく、映画づくりの支えになります。
鷹狩の場であったこの庭園の歴史を感じつつ、この地で放鷹術の実演を行う意味を伝えなくては、と強く思いました。


2日の午前の部が終えて、一息つく撮影隊。平林プロデューサーの奥さまがおにぎりと煮物を差し入れてくれました。本当に疲れがとれる思いでした。
3日はお昼抜き。というのも、鷹の捜索があり、撮影隊は師匠たちに、夕方17時まで密着していましたので食事もとれず仕舞。ああ、ドキュメンタリー泣かせ・・・。撮影スタッフの皆さん、ごめんなさい!


あれも、これも一部終始を記録しようという思いの表れです。そんな映像を是非、スクリーンで皆さんにお見せしたいと思います。

口伝えでも結構です。是非、鷹狩文化、そして映画「ぬくめどり」への支援を宜しくお願いします。

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