2014年3月1日土曜日

宇崎竜童さん語りの日


2月27日(木)
ナレーション録りを行ないました


平林プロデューサーと宇崎さんとの良き関係はウン十年!
この日は、13:30宇崎さん入り予定。スタジオには駐車場がないので、宇崎さんの駐車場を確保するために近くの駐車場でキープすることになりました。他の車が来てしまえば先着順というのが、駐車場の掟らしい。結局、空きを確保するために3か所の駐車場を我々スタッフでキープ。最初の駐車場では、強引に入ってきた怖いおっさんにひかれそうになったりしながら、携帯で空いた空かないと連絡しつつ宇崎さんを待つ。次第に雨が降ってきて、傘を買おうにもオサイフの入ったバッグはスタジオ。川井に傘を持ってきてもらう・・・。ああ、なんて日でしょう。

結局、平林が確保したスタジオ裏手の駐車場が空き、宇崎さんスタジオ入り。
平林から連絡受けるも、私と川井がキープしていた一番遠い駐車場から、スタジオにバタバタとかけつけましたが、すでに宇崎さんが座っていらした。

効果音なら「ガーン!」

結局、監督、助監督が遅刻とあいなった次第。
宇崎さんとの休憩時間。田籠師匠と大塚鷹匠と。


まったくもってマンガのような駐車場確保劇を終えて、スタジオに入った時にはグッタリ状態。

そんなこんなで宇崎さんには、蔵原監督から新人監督を紹介して頂き、ご挨拶をして、スタート。
途中から田籠師匠と大塚鷹匠も見えて、ナレーション録りもなごやかに進みました。

なにしろ宇崎さんの語りがいい。
渋みのなかに温かさがある声が、スタジオに響くと、宇崎ワールドに。

聞き惚れるというのはこういうことだなと思いました。
声はひとりひとり違いますが、宇崎さんの声は天性のもので、心に響く声でした。
実は、役者としての宇崎さんはいろいろ拝見してきましたが、語りは初めてでしたので、どんな語り口かを想像していました。

はるかに想像を超えた素晴らしい語りでした。

2時間ほどたったところで休憩。

別室で宇崎さんとお話。
宇崎さんに
「やはり最初の語りがいいですね」というと、
「歌も、最初の方がよかったと良く言われる」とのこと。

ナレーションはやればやるほどうまくなる。
でも、だんだん味がなくなってくる。
だから、初めに語ったものが良い場合も多い。

特に今回は、初めての語りを聴いてみて、
何を大事にしたかというと宇崎さんの気持ちの流れ。
思い入れや勢いを制しして、読み直すことを極力さけました。

そんなことで、スムーズに運び、予定時間より早く終わりました。

この2週間、そして大詰めの数日は、貫徹もし、
平林さん、川井さん、蔵原監督本当にお疲れさまでした。

最後に宇崎さんと記念撮影、スタッフ全員と握手をされお別れしました。
左から、平林康子さん、奥田さん、椚山さん、蔵原監督、平林P、杉浦
大塚鷹匠、宇崎さん、田籠師匠


左から3番目、川井助監督


お疲れさま会!

そして、ナレーション録りの打ち上げ。
宇崎さんのすばらしい語りのお陰で、みんな楽しくお酒を頂きました。
ほとんど、手弁当で作っている映画です。
たまには嬉しいお酒もいいかな。
皆さんには、本当に感謝しています。


実は、こういった宴は映画製作スタートして初めてです
左から大極カメラマン、椚山さん、川井さん、平林さん

大塚さん、平林さん(平林Pの奥様)、奥田さん

大塚鷹匠からじきじきに鷹を拳にのせる据えの特訓?


蔵原監督も据えの練習。鷹匠の気持ち?