映画「ぬくめどり」完成記念特別試写会
若葉、青葉が美しい日比谷公園の一角にある日比谷図書文化館、旧日比谷図書館の
地下にあるホールで開催しました。
13時、16時、19時と3回も強気で上映することになって、会場を予約した
時には、不安もいっぱい。せめてお天気だけは・・・と願っていたら
今年一番の暖かさ。
5月中旬の気候という明るいニュースに背中を
押され、試写会のスタートです。
ここで、一言お詫びを。
いつもは走りまわって写真を撮っていたのですが、この度だけは
監督という立場となり、あまり写真を撮れなかったのです。
ですから、ご来場の皆さん、関係者の皆さんの記録が少なくて
本当にごめんなさい。(杉浦)
感謝の試写会!
知人、友人が職業や立場、肩書などまったく関係なく、上映会成功に向け一丸となって
作り上げてくれました。
試写会の総指揮は、平林猛プロデューサー。
受付は、カメラマン、プロデューサー、版画家・・・となんとも申し訳ない。
会場入り口で案内してくださった諏訪流門下生の菊池さん、ありがとうございました。
そして、司会の一ツ木屋文右衛門さん。ありがとうございました。
田籠鷹師と平林プロデューサー(撮影:富高英之さん) |
後方、総監修の蔵原監督。左からスチールの宮下さん、
会場まわりの木村さん。美術、展示受付を手伝って頂いた
版画家の石橋さん。石橋さんはポスターの原画を作ってください
ました。
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・・・・・しかし、この日は、勝手が違う。
服装も動きにくいし、あぁ、自分が主役なんだ。と頭で考えてもまったく実感がない。
まぁいいかと。椅子を運ぶ。
午前中のリハーサルでのこと
杉浦監督(^^)
「音が少し大きいんじゃないの?」
技術
「お客様が入られると音を吸収するから
ちょうどよくなります」
「はぁ~そうなんだ」と納得したのですが、
実際に、そんなにお客様にいらして頂けるか?とそちらの不安がのぞく。
そんなやりとりがあって、
1回目の上映は、13時から。
12時くらいからお客様が来られて200名の座席は、ほぼ満席。音もちょうどよくなった。
(映画館の音響には負けますが・・・)
こんなにお客様に来て頂いて、ありがたいやら嬉しいやら。
お金を頂いての上映です。見合った作品かどうか、お客様の反応が気にかかります。
左は平林プロデューサーの奥様。姉と義兄です。はるばる
埼玉県からお手伝いかけつけてくれました。右端のメガネ
の男性は来場者担当の佐藤さん。
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ポスターは全部で6種類。楽しげな受付になりました。後ろ姿
ですが、支援者の渋谷アカームの川端さん(右)と助川さん。
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トークショー、「鷹と将軍」の執筆者岡崎寛徳さんと大塚紀子 鷹匠、杉浦弘子監督。司会は、一ツ木屋文右衛門さん(撮影:富高英之さん) |
鈴木清順監督の門下生?お二人が来てくださいました。
上映後の舞台挨拶は、田籠師匠と
大塚鷹匠の挨拶。
そして蔵原監督の挨拶は、堂々として
素晴らしかった。
新米監督は、足がガクガクすることを初めて体験。
2回目はやや少ない来場者でしたが
3回目は、8割くらい
たくさんのお客様や関係者の皆さまに見て頂きました。
右は鷹匠の稲田さん。次は母、叔母母子。(うちわですみません) |
大塚鷹匠と支援くださっている渋谷アカームのシェフ
助川さん。
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ほっと安心しました。
「ぬくめどり」の精神は、言葉で伝えるのは難しく、
映画の「本気」。報道で使う用語なのですが、この「本気」が表現できたのか不安でした。
ただ、
1回目を見終わって、「とてもよかったからもう一回見たい」と
2回目も見てくださった方がいました。
琴線に触れる何かを感じてくださったのかなと
思い、とても嬉しかったです。
帰る方々が次々と
「おめでとう!」
「よかったよ!」
「なんどもグスンとなったよ!」
と言葉をかけてくださったり、握手を
求めてくださったり、
大塚さんのために、本のサイン場所を作ればよかった・・・・ |
映画は、出演者や作り手や支援者、デザインやPRなどいろんな方々に参加していただくので、本当に「皆さんのお陰」なんですね。
何十人何百人のお世話になって出来た作品です。
よく
「映画は監督のもの」というそうです。
しかし・・・・・・
それぞれの思いを持って参加し、支援して
下さっている。自分の「ぬくめどり」でいいと
思います。
「映画はみんなのもの」そう確信した映画づくりでした。
映画づくりの思いで
初めての鷹との出会いは、撮影を始めたころ、鷹を驚かせてはいけないと
鷹を据えた鷹匠の後ろを歩いていた時のこと、鷹匠から
「鷹の後ろを歩かないで下さい」
と注意される。
はて?
「鷹は後ろが苦手なんですよ」とフォローしてくれたので
なんとかその場は切り抜けました。
以後、鷹の後ろは歩かない。鷹に近づいての撮影は行わない
など、経験を積めば積むほど、鷹の撮影の方法が分かってきました。
田籠鷹師と記念撮影 |
そして、鷹がわからない・・・・
最初は、オオタカもハヤブサもハリスホークもわからない・・・
しかも、兄弟、姉妹もいるので、色や羽の文様など似ていて
見分けがつかない。撮影を続けていくうちに分かってきましたが
初めての鷹の撮影で戸惑うことばかりでした
撮影では、2月はじめの大雪の日の撮影は
本当に苦労した。御岳まで5時間。
山道は雪と凍っているためロケバスは1mごと進むという
ようなスピード。絶妙な運転でとても助かりました。
この時ほど、プロのドライバーに頼んでよかったと思った
ことはありませんでした。
堀企画の宮腰ドライバー、本当にありがとうございました。
田籠師匠、大塚鷹匠はじめ門下生とスタッフは膝ほども
ある雪に阻まれながら、寒さに震えながら撮影を行いました。
そんな雪の行軍から生まれたのがオープニングの映像です。
辛い思い出もたくさんりますが、今では楽しい思い出に。
協力下さった皆さん、ありがとうございました!!
打ち上げ会場での平林プロデューサー。2年間お疲れさま でした。手前右は門下生の菊池さんと山田さん。 |
再び映画を上映しながらの打ち上げです。大塚鷹匠の映像に
大塚鷹匠のご挨拶。師匠ともども長い一日でしたけど、本当に
ありがとうございました。
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浅草「染太郎」のご主人。大極カメラマンが寝食を共に
しながら2年に渡り映像記録している浅草の重鎮。
浅草の演芸史を語るには、この人しかいないとのこと。
隣の美女は冨澤監督の娘さんです。
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諏訪流門下生最年少の朔弥さんもお母さんともども参加し
てくれました。かわいい衣装がとっても印象的。よく似合って
いました。早く鷹を飼えるといいね。
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二次会。手前は赤坂「グランヴィア」のマスター。映画の支援者です。
左から映画もボスも応援してくださっている日中商会の謝さん。
奈良さん、デザイン担当尾山さん、冨澤さん、セーンジャー
さん、制作進行椚山さん、門下生龍さん、編集の川井さん。
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手前右が大極カメラマン。撮影してくれているのが冨澤さん |
こちらも映画支援者の赤坂「ラポール」にて。
一番後ろがご主人の太郎さん、ななめ前のエプロンを
しているのが、瞳さん。カクテル「ぬくめどり」最高です。
瞳さんの後ろが山梨からかけつけてくれた奈良さん。
一番右は、諏訪流門下生の龍さん。
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